2019年7月のフリプ。
フリプ発表前から欲しい物リストに入れていて、新品2000円くらいになったら買おうかなーと思っていたのでフリプに来てくれて助かりました。
新品といえば、僕はあまり中古の本やゲームを買いたくありません。できるだけ新品やダウンロード版を買います。
中古屋よりも作った人にお金を払いたいからです。
といっても中古のほうが断然安かったらやっぱり中古買ってしまいますね...。
ストーリーについて
さて、カリギュラオーバードーズがどういうストーリーかというと、
現実に不満を抱えた人たちがメビウスという理想の世界につれてこられて高校生活を送らされる。→偽りの世界だと気付いた人たちが帰宅部という部活を作り現実の世界を目指す。
そんな感じです。
タイトル名のカリギュラは、カリギュラ効果っていう禁止されるほどやってみたくなる心理現象が由来らしいですね。今Wikipedia見てて知ったけど舞台は横浜市らしい。
自分の抑圧された内面を自覚することで能力を発動できるので、そこからきてるのかな?
ゲーム内の楽曲も複数のボカロPが担当していて、全部μの声優の上田麗奈さんが歌ってる。
その中で僕が知ってたのは、いーあるふぁんくらぶのみきとP、恋愛裁判の40mP、初音ミクの消失のcosMo@暴走P、モザイクロールのDECO*27P。
ボカロにわか勢の僕でもこれだけ知っているのでたぶん有名Pばかりなんだと思います。
ボカロは初音ミクの消失とロミオとシンデレラとワールドイズマインとmagnetくらいしかヘビロテしてなくてあんまり曲知らないです。
好きな実況者さんが話題に出す→その曲を好きになるってくらいで自分で探しに行ったりはしてなかったな。
magnetはもこう先生のこの替え歌動画で知りました。
これ聴くたび爆笑してるんだけどあんまり再生数伸びてない。もっと評価されるべき。
ゲーム内楽曲で好きだったのはLucidのテーマ曲とStorkのテーマ曲。
カリギュラオーバードーズ 「Love Scope」(歌詞付き)
さっきからボカロの話しかしてないな。
閑話休題。
μは別に嫌がらせとかで人々を閉じ込めているわけではなくて、本当に幸せになってほしいから人々を閉じ込めている。
MBTIタイプはENFJだと思うのでENFJ狂信者系の悪役ですね。
と思ったらすでに診断されててやっぱりENFJでした。
わかってたけどこの作品INFP多いな。INFPは社会不適合者ですもんねわかります。
僕もINFPですが、僕だったらゲームのキャラたちみたいに現実に帰ろうと思わないと思う。
少年ドールのようにずっと一人で図書館の奥に引きこもっていたい。
他のことを一切考えず一人でゲームしたり本読んでるときが一番の幸せなので、帰ろうとは全く思わないと思う。
絶望があるから幸福も感じられるとか、絶望を肯定するための方便でしょ。
幸福しかないほうがいいに決まってるよなあ!?
まああの世界に居続けるってことは周りの人に迷惑かけまくってるってことだからそれを知ったら申し訳なくて現実に帰ると思いますけど。
絶望があるから幸福も感じられるというのには異議を唱える。
絶望を感じないように堅実に生きるか心を殺すのが正解だよなあ!?
というより、キャラクターのうち何人かは僕よりひどい状況なのに前向きすぎる。
元の年齢関係なく高校生になる世界なので、見た目高校生なのに赤ん坊もいれば高齢者もいる。
その状況でよく帰る気になるなってキャラが数人いる。僕なら現実捨てて死ぬまでメビウスで幸せに過ごしますね。
年齢が違うキャラと言えば、写メとか死語やろこいつアラサーでは?とか思ってたのに特に何もなかったな。
色々書きましたが、
優しい世界の虚構に逃げてもいいけど、そこで強さや勇気を身に着けて厳しい現実に帰ろう
って感じのがカリギュラのテーマだったと思います。
俺たちに翼はないかな?
ゲームシステムについて
言い忘れていましたがトロコンしました。
プレイ時間は61時間(参考記録)。
一周目ストーリー終わらすまでが46時間。1周目で取れるトロフィー全部とった時が55時間。2周目終わらせた時が61時間。
といっても寝落ちや放置時間が長くて間違いなくそんなにやってないので参考記録です。
トロコンは5時間ほどの苦行がありますがそこまで難しくないし時間もそれほどかからないと思います。
トロコン最近意識しだしたけど本当に全然トロフィーとってない。
1232個トロフィー持ってるのにプラチナトロフィー3個て。
このゲーム、全体的に見れば面白かったしストーリーも若干の不満点はあるものの良かったのですが、
もうちょっとなんとかならなかったのかって思うところが数箇所あります。
1つはマップ。
同じような景色が続くし無駄に広いし地図も見辛い。
上の画像は序盤のマップなのでまだマシなほう。ラストダンジョンは道狭いし広いし暗いしやってて酔うレベルでした。
しかも周回でマップ情報引き継ぎされないっていう。
次に因果系譜。
無駄にモブ生徒が500人以上いる。
あるモブと友だちにならないと友だちになれないモブがほとんどで、トロフィーコンプのためには目についたモブに話しかけてひたすら友だちにしていかないといけない。
親友にするにはさらにトラウマクエストをやらないといけない。
そのトラウマクエストが面白くなくて同じようなことを延々とやらされる。
トロフィーコンプにはクラス委員的なモブ21人と合計100人を親友にすればいいが、524人全員を親友にした人もいるらしい。修行僧かな?
あと大きい不満点としては戦闘。
未来視というシステムは戦略性もあってDTMしてるって感じもしておもしろい戦闘システムなのですが、雑魚との戦闘も真面目にやってると時間もかかって面倒。
僕は雑魚との戦闘に時間かかるゲームは好きじゃないです。
軌跡シリーズとかSRPG全般とか1回やってもうやりたくなくなりましたし。
雑魚との戦闘のときはイージーモード。ボスとの戦闘はハードモード以上ってのが一番楽しいと思います。
あと細かいところを言えばストーリーのバックログ機能がないこととかオートセーブ対応してないこととかクリア後ストーリーがないこととかグラフィック微妙だとか。
このへんよかったらストーリー良かったし神ゲーだったと思うんだけどなあ。
ストーリーの不満点としては琵琶坂先生の最後が雑だったことですかね。
というか帰宅部ルートとかただボリュームが減るだけでやる意味ないし、1周目は楽士ルート大安定ですね。
帰宅部ルートは周回さっさと終わらせたい人向け以外の何物でもない。
周回と言えば、スキル上げするつもりなら1周目楽士ルートである程度終わらせておいたほうがいいですね。
2周目は親密度上げがだるくてスキル上げどころじゃないので。ただ奥義についてはスキルレベル引き継がないので育成が無駄になってしまうので注意。
モブをパーティに入れるとSP稼ぎは楽です。
なんか不満点ばっかり書いてしまった気がしますがストーリー良かったしデトロイトでは埋められなかったゲーム欲も埋められたしいいゲームだったと思います。