わーい。色違いポケモンがいっぱいだあ(恍惚)。
なぜ今更ポケモンコロシアムなのか
ORAS~USUMまでは過去作のポケモンはレート対戦で使えなかったりしました。
しかし最新作の剣盾では過去作のポケモンもレート対戦で使用することができ、更にはリボンを付けることによって二つ名を付けることもできます。
そのリボンの中でもこの"こんなんをのりこえた"という二つ名がつくナショナルリボンは、「ポケモンコロシアム」と「ポケモンXD」で捕まえたダークポケモンにしか付けることができません。
なので今つけられるリボンを全部つけたいとなるとコロシアムかXDのポケモンを捕まえるしかないんですね。
XDではダークポケモンの色違いが出ないらしいので、色違いが欲しいならコロシアム一択です。
そんなわけでいつかはコロシアムで厳選か乱数なりしたいなーと思っていたのですが、
先日この記事を見かけ、そういえばコロシアムのダブルバトルカードe全部持ってたなと思い出し、ここまで解析されているならやるかー、とコロシアムの乱数をしようと思い立ったわけです。
乱数調整の手順について詳しくは先程リンクを貼ったかけらさんのブログを見てくださればいいのですが、もう一度やるときのためのメモと後続の人のために、詰まったところなど書いておこうかと思います。
コロシアム乱数の手順と難易度
とりあえず簡単に手順を説明すると、
色違いが欲しい人は最初から始めてID調整(実際に成功させなくてもIDと裏IDがわかればいい)→乱数したいポケモンの一番近くのセーブポイントでセーブ→リセットしてとにかくバトルで初期SEED特定→乱数したいポケモンの目の前まで移動→ダークポケモンなどで目当てのSEEDまでざっくり消費→ムウマの瞬きとスナッチリストで最終調整
こんな感じですね。
HGSSやBWの乱数と比べると結構めんどくさいです。
めんどくさいですが、10Fくらいの猶予があるので慣れればほぼ失敗することはありません。
ただ、この手順だけでできるポケモン達はいいのですが、ライコウやメタグロスなど、他の要素が絡んでくるポケモンは難易度が一気に跳ね上がります。
実際私はエンテイやスイクンなどの乱数はすぐに終わりましたが、ライコウとメタグロスは成功するまで数日かかりました。
必要なもの、ツール
一から環境を揃えるのはかなり大変だと思います。
コロシアムから剣盾に連れていくだけでも、GC、GBA(GBASP)、DS(DSLite)、3DS、Switchと必要ですしね。
まあDS以下は中古でそれなりに安く買えるみたいですし、ポケモンをやっているなら一通り持っておいたほうがいいとは思いますが。
まあ私はGBASPとDSLiteの充電器を紛失していたので今回買う羽目になったんですけどね。
この充電ケーブルは一昔前の任天堂ハード全部対応してて便利でした。
とりあえずその辺の事情は無視してコロシアム乱数に必要なものだけ列挙していくと、
必要なもの
ツール類
- CoTool
- COReader
- LightCapture(GV-USB2付属のキャプチャソフト)
- 適当なタイマー(CCTimerがおすすめ)
- 電卓
基本的にはこれだけです。
キャプチャーボードやCOReaderは最悪なくてもできます。
できます・・・が、あるとないのとでは労力が全然違うので導入推奨です。少なくとも私はキャプチャーボードなしでやろうとは思いません。
とりあえず一つずつ解説していきます。
PC、ポケモンコロシアムをプレイする環境
言わずもがな。
キャプチャーボード
キャプチャーボードはGV-USB2推奨です。
GV-USB2以外でもアマレコTVに映すことができればなんとかなりますが、アマレコTVでムウマの瞬きの読み取りをしてみたところ、私のPCや設定が悪いのかもしれませんが誤爆を連発(一回の瞬きの後に1が追加され二回になりうまくいかない)したのでLightCaptureを使えるI-ODATAのGV-USB2がいいと思います。
CoTool
先程リンクを貼ったブログ主のかけらさんが開発したツールです。
ID調整をする時、目標のポケモンを探す時、ムウマとスナッチリストで最終調整する時、連続戦闘乱数をする時などに使用します。
【2024/03/18追記】今更ながらコメントでCoToolが公開停止されているのに気付きましたが、後述するCOSearchでもCoToolとほぼ同じことができますのでご安心を。
COReader
夜綱さんが開発したツールです。
とにかくバトルでの初期SEED特定とムウマの瞬きでのSEED特定に使用します。
LightCapture
GV-USB2付属のキャプチャソフトです。
ただあまり画質が良くないので、普段使う時やエーフィやベイリーフやサマヨールなどの瞬きを見るときはアマレコTVなどの別のキャプチャソフトを使用したほうがいいと思います。
適当なタイマー
ダークポケモンでの乱数消費時や、ライコウの乱数など不定消費を消費する乱数調整をする時に使用します。
使いやすいのでCCTimerがおすすめです。
電卓
ダークポケモンでの乱数消費の待機フレームを求める時などに使用します。
その他にあったほうがいいものや、あるポケモンの乱数をするのに必要なものとして、
- ポケモンコロシアム拡張ディスク
- ダブルバトルカードの追加トレーナー出現させる環境(ダブルバトルカード一式、カードeリーダー+、GBA、GC用GBAケーブル)
- ポケットモンスターエメラルド
- xdseed、xdpokemon、xdcheckなどのギンザルさんのツール
- COSearch
等が挙げられます。
ポケモンコロシアム拡張ディスク
スイクンやライコウなどにマスターボールを使いたいときに必要です。
ポケモンコロシアムでは使用したボールが減らないバグがあるのでマスターボールは使い放題です。
ですが、ポケモンコロシアムではマスターボールを入手できるのが終盤となっているので、序盤から使用したければ拡張ディスクを使うしかないわけですね。
ライコウはよっぽど運が良くなければ何度も捕まえることになると思うのでライコウの乱数調整初めての方には必須級です。
ダブルバトルカードの追加トレーナー出現させる環境
ダブルバトルカードを使用して捕獲できるポケモンは、トゲピー、メリープ、ハッサムの3体です。
トゲピーはストーリー中にトゲチックが出るのであまり必要ないように思えますが、トゲチックの乱数難易度はライコウと同難易度なのでこっちでやったほうが圧倒的に楽です。
しかも♀で個体値ALL0固定ですのでトゲチックのようにA0個体のSEEDを探す必要もありません。
メリープはストーリー中にモココが出てきますがモココは現状乱数無理に近いので実質こっちでしか出来ません。
ハッサムはダブルバトルカードがないと捕獲できないのでナショナルリボン持ちの色ハッサムはかなりレアですね。
ただ、ダブルバトルカードの入手難易度がやばいです。メルカリでも25k~30kしますし、めったに出品されません。
それ以外のものは中古で安く手に入ると思うのでカードを持っている方は是非やってみてください。
実際にやるとこんな感じになります。
童心に返ったみたいで楽しかった。(床が汚いのは許してください・・・)
ポケットモンスターエメラルド
エメラルドはグレーな話題ですがコピーバグですね。
一回でも成功させればいくらでも剣盾へ送ることができます。
ギンザルさんのツール
xdseedなどのギンザルさんのツールは、CoToolが記事書かれたときよりも進化しているしもうあまり必要ないかなって感じがします。
使うとすればCOReaderに入力する目標のSEEDを求めるときくらいでしょうか。それすらCOReaderとCoToolの消費数を見ていればいらない気がします。
COSearch
夜綱さんが開発したツールです。
ライコウなどの乱数をするときに使用します。
実際の手順
前準備、ID調整
色違いを乱数調整するつもりならまずは最初から始めてID調整です。
このページそのままやれば大丈夫です。
ただ、1F単位で合わせねばならずかなり難しいので、とりあえず挑戦してみて途中でいい感じのIDが出たらツールで裏ID確認してそのまま始めるのがいいと思います。
御三家は特にこだわりがなければベイリーフを選びましょう。
メタグロスなどの連続戦闘乱数をする時にベイリーフが便利だからです。
エンテイ等の乱数調整
ムウマの瞬きからのSEED特定ができるようになるのがエンテイ戦からだからです。
ダークポケモンは瞬きをしないので、リライブのできるようになるエンテイ戦直前からムウマの瞬きによるSEED特定ができるようになります。
慣れていればエーフィ等でも特定も可能ですが、ムウマに比べて面倒ですので一番最初はムウマを使えるエンテイで慣らすのがいいと思います。
エンテイの乱数調整のやり方ですが、基本的にはこのページそのままやれば大丈夫です。
一応こちらでも順を追って説明していきます。
準備
目的のポケモンを持つトレーナーとバトルする直前までストーリーを進め、目的のトレーナーから一番近いセーブポイントまで戻ります。
そして、手持ちに適当なダークポケモンとリライブしたムウマを入れ、手持ちを五体以下にし、レポートを書きます。
手持ちを五体以下にするのは乱数調整が成功したかすぐに確認するためです。
かけらさんの記事に書かれているような瞬きをしないポケモンはいりません。瞬きをしないポケモン→瞬きをするポケモン、とステータスを表示して乱数を消費する方法は全く安定しませんのでやらないほうがいいです。
それと、COReaderの設定を変更しておきます。
GCのフレームレートを30にし、拡大率をお好みの数字に、ソフトをLightCaptureとします。
初期シードの特定
COReaderを使用して初期SEEDを特定します。
とにかくバトルのシングル最強を8回選ぶだけです。
画像認識を使用するので秒で終わります。かがくのちからってすげー。
目標のポケモンを探す
CoToolの個体検索タブの各項目を埋めて検索します。
シードは先程COReaderで出たシードです。消費数は1秒で17000ほど消費できますので大きくても大丈夫です。強制消費1はポケモンによって違いますがエンテイでは0です。強制消費1はかけらさんのブログに全ポケモン書いてありますので毎回確認しましょう。個体値などはお好みで。IDは自分のIDです。
乱数をざっくり消費する
捕獲したい個体が見つかったら、Bで戻って続きから始めるでゲームを開始します。
目的のポケモンを所持しているトレーナーの目の前まで進み(エンテイの場合は目的のトレーナーまで遠くて先に懐き消費を入れたいので少しだけ長めに歩いておきます)、ダークポケモンのステータスを見て目的のシードの5万手前くらいまでざっくりと消費します。
その前にムウマの瞬きを使って現在のシードを求めたほうがいいですが、別にやらなくてもいいです。エンテイはあんまり覚えていませんが2000消費くらいでしょうか。一番多くてライコウの25000消費くらいだったと思うのでダークポケモンで5万手前くらいまでの消費なら全て問題のない数だと思います。
どうやって消費するかですが、まず電卓に先程出てきた消費数を打ち込み、その数をダークポケモンステータス画面の消費速度である17146.6で割り、60でかけます。
そうして出てきた数をCCTimerなどのタイマーに入力し、タイマーがスタートしたと同時にダークポケモンのステータスを開き、タイマーが終了したと同時にステータスを閉じます。
ステータスを開くまでにラグがありますのでその分でだいたい5万消費手前くらいになると思います。
もっとスマートなやり方があると思いますが私は毎回こんな感じでざっくり消費していました。
現在のシードの確認と微調整
乱数をざっくりと消費し終わったらムウマの瞬きで現在のシードを確認し、再びダークポケモンを使って目標のシードの5000くらい手前(慣れていなければ1万ほど手前)まで消費します。
COReaderの瞬きタブの各項目を入力し、ムウマのステータスを開いてCOReaderで開始を押し、ムウマが11回目(表示では10)の瞬きをしたと同時にステータスを閉じます。
そうすれば消費数と現在のだいたいのシード(11回目の瞬きした後の一瞬で消費が進んだため)がでてきます。
目標のシードの項目は気になる方はギンザルさんのツールを使って求めることができます。私は面倒なのでそのままにしていましたが。xdpokemonで出てきたシードをxdseedで強制消費の分引けば目標のSEEDが求められると思います。もしくはxdseedに出てきたシード+消費数でも求められると思います。
残り消費数に関しては暗算で済ましてしまってもいいですが、念の為新しく出てきたシードを先程のCotoolの個体検索タブに入力して再計算して求めます。
これでもまだ数万消費残っていると思うので、ダークポケモンを一瞬開いたりを繰り返し残り5000くらいまで消費します。
ダークポケモンを一瞬開くことで消費される数は2000~4000ほどです。こまめにムウマの瞬きで現在のシードを確認しましょう。
最終調整
残り消費数が5000くらいになったら、Cotoolの瞬き検索タブへ移動します。
シードの項目に最後に求めたシード、目標の消費数に残り消費数を入力し、計算を押します。
そうすればこのような画面が出てくると思うので、一番下に出てきた消費数をコピーし、消費数を指定の項目へ貼り付け、リストを表示するにチェックし、計算します。
この際、スナッチリストの回数はどこかにメモしておきましょう。
スナッチリストを開く回数ですが、150回くらいまでなら私はなんとかがんばりますが、200回を超えてきたら目標のシードを変更するか、リセットします。
計算が終わったら、BlinkTimerというボタンをクリックします。
すると新しく小窓が出てきますので、キャプチャソフトの真ん中あたりまで持っていき、開始ボタンをクリックすると同時にムウマのステータス画面を開きます。
そして、音が鳴るタイミングとムウマが瞬きするタイミングを早める、遅らせるボタンで一致させます。
この際注意しておきたいのが、キャプチャソフトをこの時に一度再起動してラグを毎回統一させることと、音とムウマの瞬きを毎回同じ感じで一致させることです。
ムウマの瞬きは±10くらいはなんとなく一致しているように見えますので毎回同じくらいのタイミングに調整しないと毎回少し消費がずれることになってしまいます。しっかりと見極めましょう。
そして、瞬きと音の調整をし終わってBlinkTimerでの残り秒数が60秒くらいになったら、音を鳴らすタイミングを瞬きから秒数へ変更します。
で、最後に音が鳴るタイミング(残り秒数が0になるタイミング)でBボタンを押し、ムウマのステータス画面を閉じます。
最後に先程メモした回数スナッチリストを開く閉じるを繰り返して乱数消費は終わりです。(この際Aボタンを押しすぎてダークポケモンを表示しないようにしましょう全てが水の泡になります(2敗))
オフセットの特定
それが終わったらすぐトレーナーに話しかけ捕獲し、能力を見ます。
最初はほぼ失敗しているはずですので、能力をCotoolの個体検索タブへ入力し、どれだけズレているか確認します。
瞬きタブでオフセットを計算にチェックをつけ、先程出てきた消費数を入力して計算するとオフセットがでます。
このオフセット特定作業は一度だけで大丈夫です。
他のポケモンでも毎回同じようにやっていればオフセットは同じ数になるはずです。
目標の個体の捕獲
ここまで終わればリセットし、初期シードの特定からやり直します。
そしてBlinkTimerを使用する際に終了時オフセットの項目に先程特定したオフセットを入力して後は先程やったとおりにしていけば目標の個体を捕獲することができるはずです。
お疲れさまでした。
不定消費が絡んでくる乱数調整、連続戦闘乱数
これ以上書くと長くなってしまうので詳しくはまた別の機会に書きます。
とりあえず注意点だけ書いておきます。
不定消費は毎回同じくらいの消費数をできるだけ選ぶ。ボルグ部屋の不定消費は500F~600Fだと61Fほど少なかったので足す。
ボルグ部屋での行動はある程度統一する。入って即メニューや下の方からボルグに話しかけるなど。(半分オカルトかもしれないけど)
連続戦闘乱数ではCoTool1.10ではなくCoTool1.05を使う。(私の環境だと1.10では変なシードばかり出た)【2021/2/18追記】コロシアム乱数2周目やっていたらCoTool1.10でも全く問題ありませんでした。かけらさん本当にごめんなさい。
ベイリーフなどの瞬きはムウマの瞬きと同じくしっかりと調整する。
最後に
ツール作成者のみなさんと先駆者のみなさんに最大限の感謝を。
みんなもコロシアム乱数して剣盾でこんなんをのりこえた色違いポケモンを使ってドヤ顔しよう!
【2021/3/24追記】
2周目をやったのでもう少し詳しいやり方を書きました。