評価がよかったのでGWくらいのセールでなんとなく買っていたゲームなのですが、これ2006年のゲームなんですね。
てもう2006年って14年前なのか・・・ひえええええ。
そうそう、今週あったAmazonのサイバーマンデーセールでこのゲームと先週レビューした風花雪月のセットで2742円で買えたらしいですね。
私は両方持っていたのでスルーしましたが、持っていない人とっても羨ましかったです。
両方とも神ゲーなのでプレイする人が増えるのは嬉しいですね。
大神は定価でも3000円切って安いから買え😡
2006年のゲームなのに定期的に話題になるほどの名作ということもあり、ストーリー、アクション要素、BGM、雰囲気、どれをとっても高水準なゲームでした。
特にBGMや雰囲気は素晴らしく、BGMはゲーム音楽のランキングでよく上位になるみたいですね。
筆しらべというシステムもすごく楽しかったです。ストーリー進めるにつれてできるアクションが増えていくゲームすこすこ。
どんなゲームか知らない方はこの動画の冒頭でも見ていただければ。
1ステージ進めるたびにこここうすれば早かったのかーとか、淫夢ネタとクッキーネタにゲラゲラ笑いながら見てました。
ちょうど半分くらいまでしか動画上がってないのがあれですが。おう最後まであげるんだよあくしろよ。
ストーリー
さて、そろそろストーリーについて語っていきましょうか。
テーマとしてはタイトルの通りです。
自らの使命を全うする覚悟を決めるかどうかで人生の価値は決まる。
ストーリーはヤマタノオロチの章、キュウビの章、常闇ノ皇の章の3章に分かれています。
以下はいつものようにネタバレありです。
スサノオは祖先が英雄だったことに重圧を感じていて、自らの使命から逃げてきました。
それをヤマタノオロチに付け入られてしまったのですが、最終的には逃げずにヤマタノオロチを倒して村と大事な人を守り抜きます。
自らの使命から逃げない覚悟がテーマの章ですね。
キュウビの章は登場人物が多くて主要キャラクター一人には絞れませんが、ツヅラオ、ヒミコあたりでしょうか。
ツヅラオ・・・キュウビの章・・・あっ、察し。
自らの命を犠牲にしてまで自らの使命を全うする覚悟がテーマの章ですね。
終盤で主要キャラクターの死が何度も続いたのはちょっとつらいところがありました。
けれども、死してなお使命を全うするキャラクター達はすごく魅力的でしたね。
そういえば、昔感想を書いた「たったひとつの冴えたやりかた」もそんな感じの話だった気がします。
オキクルミは自らの使命に固執するあまり、周囲が見えなくなっているキャラクターです。
初登場時から覚悟完了していてとっつきにくい彼ですが、主人公のアマテラスがピンチを身を挺して守ってくれたことにより改心します。
自分の周囲の人達すら守れないで大きなことを成し遂げることはできないんですね。
改心するまではちょっとめんどくさい彼ですが、自らの使命を全うしようとする姿勢は人一倍で、人気投票2位なのもうなずけます。
そして最後は主人公の一番身近な彼が今まで逃げてきた自らの使命を全うし、主人公のピンチを救います。
これまでの演出から彼がああなることはわかっていましたが、ラストの展開はホント最高でした。
感想
まず最初に、犬が操作キャラクターなのは新鮮だなーと思いました。
操作的にはよかったです。TOBでも序盤は犬のラピードばっかり使ってましたし。
ただ人語を話せないので、代わりに同行者のイッスンが話を進めてくれる感じですね。
ポケモンと同じような感じでしょうか。
サンムーンのリーリエしかり、剣盾のホップしかり、設定やシステムの都合上、話せない主人公の代わりに実質別のキャラが物語としての主人公になっちゃう感じ。
これ個人的にはあんまり好きではないんです。
主人公の影が薄くなると言うか、あんまり感情移入できなくなってしまうので。
なろう小説やラノベでも最近そういうの多いですね。まあ主人公は完璧超人じゃないといけないからね。仕方ないね。
ポケモンはそろそろ主人公話すようになってもいいのでは。あとボイスもつけよう。
まあ大神主人公のアマテラスは最後に力を取り戻したので次回作があればしれっと話すようになってそうではありますが。
というか少し前に製作者さんが次回作作りたいと言っていて話題になったみたいですが、マジで次回作やりたいです。
タカマガハラ編と月編やりたいんじゃー。おうあくしろよ。
テーマについて。
自らの使命にひたむきなキャラクター達は見ていてとても気持ちよかったです。
スサノオとか最初なんやこのおっさん!(驚愕)と思ったのですが、最後はすごく好きになっていました。
なにかに必死になっているキャラってとても魅力的です。
あと、ここまで覚悟覚悟と書いてきましたが、私はあんまり覚悟って言葉好きじゃないんですよねー。
というのも、もうめちゃくちゃ個人的なことですが、2年くらい前に転職エージェントに会いに行った時、君には覚悟が足りない覚悟が足りないと何回も言われたんですよ。
うるせえてめえに何がわかるんだと思いながらはーそうっすねーっと愛想笑いしてましたが。
覚悟があったらそんなに偉いんですかね。ぷんすかぷんすか😡
まああれですね。自分の使命なんて今の世の中簡単に見つかるものではないです。
「ISLAND」でも言っていたように、使命が見つかるまで頑張って生きていればいいんじゃないでしょうか。そうすれば使命はあとから付いてくるかもしれませんね。
そうそう、大神といえばオオカミさんと七人の仲間たちというラノベを全巻積んでいたのを思い出しました。
気が向いたら読もうと思います。
ほな、また・・・